曙鈞窯 花瓶 真右エ門窯 二代真右衛門 馬場九洲夫 作 [146200]
販売価格: 374,000円(税込)
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有田焼を代表する窯元、真右エ門窯の二代当主・馬場九洲夫の作品。
春の曙。天空の静寂を思わせる透徹した緑の空間に、圧倒的な熱量を持つ紅の地平「曙」が立ちのぼる作品です。
淡く澄んだ青緑の釉景の中に、紅の窯変が幾重にも現れ、まるで静かな空が夜明けの光によって少しずつ染め上げられていくかのよう。丸みを帯びた堂々とした器形の上で、青緑と紅という対照的な色彩が響き合います。
極限の炎がもたらす「美の流動」が、一つの作品の上に完璧な均衡として表現された奇跡的境地。窯の中で生じる炎と釉薬の作用による景色は、一つとして同じものがなく、この作品だけの表情を生み出しています。その静けさと力強さを併せ持つ景色は、対峙する者の心に、夜明けのような「審美的鎮静」をもたらします。
有田の深奥で生まれたこの作品は、空間に清らかな静寂と存在感をもたらす、至高の美を宿した花瓶です。
【作者プロフィール】
当代 真右衛門 馬場九洲夫(真右エ門窯 二代当主)
日展会友 / 現代工芸美術家協会評議員 / 佐賀県陶芸協会副会長 / 佐賀美術協会理事
有田焼の伝統を受け継ぎながら、現代の感性に合わせた作品を制作しています。釉薬を巧みに操る「窯変」の技法を得意とし、ひとつひとつの作品が完成に至るまでの偶然性をも加えながら、神秘的な美しさを表現しています。
1952年 生まれ
1976年 佐賀県窯業試験場入職。陶技の基礎を学ぶかたわら、釉薬の研究を始める
1980年 真右エ門窯に入り作陶を始め、釉薬の研究を続け今に至る
1981年 文化勲章受章者 青木龍山先生に強い薫陶を受ける
1997年 日展「旭映」入選。以後20回入選
2004年 ドイツ有田陶芸展へ「遥かを望む」「海辺の詩」を出品
2010年 京都 常寂光寺にて「小倉山で出会う色彩展」を行う
2014年 第53回現代工芸展審査員を委嘱される
2021年 現代工芸美術家協会評議員に推挙される
【主な受賞歴】
1997年 日展「旭映」 入選
2000年 佐賀県展「遥かな漣」 大賞 50周年特別賞受賞
2003年 九州山口陶磁展「海辺の詩」 第100回記念 青木龍山賞受賞
2005年 現代工芸展「黎明・05」 現代工芸賞受賞
2008年 現代工芸展「旭・08(1)」 現代工芸本会員賞受賞
2011年 第50回記念日本現代工芸美術展「漣の詩」現代工芸理事長賞受賞
2012年 日展「遥かな嶺」 特選受賞
2012年 現代工芸九州会展「山景」 大賞 青木龍山賞受賞
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