金襴手(金箔)菖蒲 (小)陶額 [238020]
販売価格: 66,000円(税込)
◇材質:磁器
◇生産地:日本(有田焼)
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金箔が織りなす、唯一無二の幻想美。小野達郎氏が生み出す作品は、有田焼の中でも圧倒的なオリジナリティーを誇ります。小野氏が絵付けに使う技法は、釉薬での色付け部分と、金箔などの薄い箔を貼り付けていく部分があり、箔での色彩表現こそが小野氏の真骨頂といえます。金箔などの色箔は、もととなる金属を何百回となく叩き、薄く延ばして作られます。息で飛んでしまうほどの薄さですが、その色箔(金箔など)を漆をつかって貼り付け、200度前後の低温で窯で焼成し完成に至ります。まさに根気と手間のかかる作品です。
それぞれの色箔は漆を使って手作業で貼り付けられるのですが、同時に多色を貼り付けられないため、多くの色箔の作品は作業工程がとても複雑になります。また接着剤の役割をはたす天然漆は、塗った後にしばらく乾燥させた一時のタイミングで色箔を貼る必要があるため、熟練の経験と素早い技が必要となります。
「勝負運を纏う金彩菖蒲」 陶額(壁掛け)
深い青紫の花びらを釉薬で鮮やかに彩った菖蒲と、金箔の豪華な輝きが調和する、小型の陶額です。中央の長方形部分は磁器(有田焼)で作られ、作者は有田焼作家・小野達郎氏。氏の代名詞ともいえる箔表現に、釉薬による力強くも優美な彩色を組み合わせることで、凛とした美しさを表現しています。菖蒲は、その真っ直ぐに伸びる葉姿や端正な花形から「勝負に勝つ」「邪気を払う」などの縁起の良い意味を持ち、古くから端午の節句や初夏の風物詩として愛されてきました。金箔は極めて薄く加工されたものを用い、天然漆で一枚ずつ丁寧に貼り付け、低温で焼成。熟練の技が花の存在感を際立たせます。木製額縁は落ち着きある色調で、絵画のように壁掛けとしてもお楽しみいただけます。
【作者プロフィール】
小野 達郎(琥山窯 代表)
(作者本人よりご挨拶)
私は琥山窯で焼き物作りを続ける中で、特に金襴手の魅力に惹かれ仕事をしてきました。その中、金箔だけではなく、これまであまり使われたことのないプラチナ箔や玉虫箔、青貝箔、虹彩箔など様々な色箔を使い、箔で絵を描くような焼き物を作っています。これからも多くの人に喜んでいただけるような作品を作っていきたいと思っています。
【陶歴】
全国伝統的工芸品公募展 入選
九州山口陶磁展 入選
佐賀県美術協会展 入選
佐賀県美術展覧会 入選
佐賀県美術展覧会 今日委員会賞
他、多数
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